死んだら映画館に

鬱病患者の映画ブログ

誰もがそれを知っている

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解説

「別離」「セールスマン」でアカデミー外国語映画賞を2度受賞しているほか、カンヌやベルリンといった国際映画祭でも高い評価を受けているイランの名匠アスガー・ファルハディが、スペインの田舎町を舞台に全編スペイン語で撮り上げたミステリードラマ。主演をペネロペ・クルスハビエル・バルデムが務め、実生活で夫婦の2人が共演した。アルゼンチンで夫と2人の子どもと暮らすラウラが、妹アナの結婚式に出席するため、故郷スペインの小さな村に子どもたちを連れて帰ってくる。地元でワイン農園を営む幼なじみのパコや家族と再会し、ともに喜ばしい日を迎えるラウラたちだったが、結婚式のアフターパーティのさなか、ラウラの娘イレーネが姿を消してしまう。やがて何者かから巨額の身代金を要求するメールが届き、イレーネが誘拐されたことが判明。それぞれが事件解決のために奔走するなかで、家族の間にも疑心暗鬼が広がり、長年に隠されていた秘密があらわになっていく。2018年・第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
スタッフ
監督 アスガー・ファルハディ
製作 アレクサンドル・マレ=ギィ アルバロ・ロンゴリア
脚本 アスガー・ファルハディ
撮影 ホセ・ルイス・アルカイネ
美術 クララ・ノタリ
衣装 ソニア・グランデ
編集 ハイデー・サフィヤリ
音楽 ハビエル・リモン
キャスト
ペネロペ・クルス ラウラ
ハビエル・バルデム パコ
リカルド・ダリン アレハンドロ
エドゥアルド・フェルナンデス フェルナンド
バルバラ・レニー ベア
インマ・クエスタ アナ
エルビラ・ミンゲス マリアナ
ラモン・バレア アントニオ
カルラ・カンプラ イレーネ
サラ・サラモ ロシオ
ロジェール・カサマジョール ホアン
ホセ・アンヘル・エヒド ホルヘ
作品データ
原題 Todos lo saben
製作年 2018年
製作国 スペイン・フランス・イタリア合作
配給 ロングライド
上映時間 133分
映倫区分 PG12

※点数は適当です。ネタバレを含みます。

92点

ヒューマントラストシネマ有楽町 シアター1 G-10 字幕

6月1日(土) 12:15〜14:35(予告7分) 公開初日

スクリーンの埋まり具合:9割以上 男女比:男性多め

年齢層:40代以上多め 客層:一人多め

2019年216本目(劇場26本目)

注目監督の作品なので鑑賞

アスガー・ファルハディ監督の作品は今作以外に三作品(別離・ある過去の行方・セールスマン)見て、どれも素晴らしかったのですが、今作も素晴らしかったです。

オープニング、伏線、教会の鐘のなるタイミング、一つの演出に多重にこめられた意味、映像だけで見せる人間関係の変化、村であるという非常にぞっとするタイトルと呼応する意味、アスガー・ファルハディ監督作品を見たことあるが故に非常に裏切られる展開、象徴的な終わり方、カットのタイミング、その土地の社会問題、宗教的な意味、すべて素晴らしい!!!!!
これら全部、ひとつひとつについて途中まで詳しく書いてましたが散漫な文章になってしまったのでやめました。

唯一残念だったところは、誘拐された娘の母、ペネロペ・クルスが元カレのハビエル・バルデムに身代金を肩代わりしてもらうときに、ある事で肩代わりしてもらおうとするんですが、それはセックスだと観客は想像するが実は…という展開があるんですよ。これは自分も騙された展開で驚いたんですが、セックスマシーンとなりハビエル・バルデムを襲うペネロペ・クルスを見れなかったのが残念。せっかく夫婦競演なんだから、実際に死ぬほどエロいプレイをガチでやってほしかった!